日テレ系青春ドラマは人気でした

青春ドラマは人気

青春とはなんだ

放送局

 
日本テレビ

放送年

 
1965年

主題歌

「若い明日」 歌:布施明
 挿入歌
「貴様と俺」 歌:布施明

キャスト

森山高校教師・職員
夏木陽介、藤山陽子、加東大介、藤木悠、浦山珠実、村上冬樹、十朱久雄、山茶花究、広瀬正一

生徒・OB
寺田農、矢野間啓治、木村豊幸、柴田昌宏、杉本哲章、樋浦勉、関戸純方、阿知波信介、木下陽夫、松浦忠、石黒高志、岡田可愛、仲村紘一、豊浦美子、土田早苗、水沢有美、北島マヤ、松田八十栄、遠山智英子、有田めぐみ

ドラマ概要

日本テレビが放送した青春ドラマの第一号作品です。この後、毎年、新しいシリーズが放送されるようになりました。主演は野々村健介役の英語教師の夏木陽介。その他に先生陣は英語の藤山陽子、生物の加東大介、国漢の藤木悠という玄人好みのキャスティングです。生徒は寺田農、矢野間啓治、木村豊幸、柴田昌宏、杉本哲章、樋浦勉、関戸純方、阿知波信介、木下陽夫。
生徒も先生のこの後の青春物の配役も似た感じになっています。マンネリとも言えますが、まあこのだったという親近感も沸く配役です。
原作は石原慎太郎の同名小説です。ドラマの人気に伴って、当初半年の予定から1年の放送に延長されました。当時の青春ドラマは兎に角に根性ものです。汗と涙にまみれた学生生活を描いたドラマです。
キャストの主演の先生は、とにかく、元気で真っすぐで頑張れっていうセリフをどんな場面でも叫び、叱咤激励をする役割です。見るものも熱くなるドラマなのです。
今見ることはできませんが、数年前にBS-TBSで夏木陽介、岡田可愛等で同窓会番組がありました。たまたま見て、感動して今いました。当時は、松本めぐみさんや岡田可愛さんは「綺麗なお姉さん」って感じで憧れてみていました。

これが青春だ

放送局 

日本テレビ

放送年

 
1966年

キャスト

竜雷太、藤木悠、弓恵子、結城美栄子、藤山陽子、星十郎、宮口精二、松本めぐみ、岡田可愛、柏木由紀子、和田良子、木村豊幸、矢野間啓治、渚健二、
柴田昌宏、土屋靖雄、白田和男、川上大輔、中山克己、富川澈夫、片岡光雄、水沢有美、北島マヤ、卯月久美、天野弘子、菅井きん、賀原夏子、南美江。沢村貞子、
十朱久雄、名古屋章、三遊亭小金馬、寺田農、三井弘次
豊浦美子、北村総一朗、山茶花究、西村晃

主題歌

「これが青春だ」 (1966年12月10日発売、キングレコード BS-567)歌:布施明 作詞:岩谷時子 作・編曲:いずみたく

ドラマ概要

日テレ系青春ドラマの第二段。主演が夏木陽介から竜雷太に変更されました。部活はサッカーです。なぜか野球ではなく、ラグビーかサッカーと言うのが既定路線なんですね。面白いですね。1960年から1970年代はジャイアンツ最盛期で野球が、日本のスポーツのすべてみたいな、アホみたいな時代だったのに、青春ものではラグビー、サッカーと、日本では当時のマイナースポーツがメインでした。

なんで、ラグビーかサッカーなのかと考えると、主人公の先生が海外から帰って来た設定になっているですね。その設定で、野球となっても、いかに野球がアメリカ発祥であっても、日本に根付いていた状況では、野球発祥のファーストチョイスにはならなかったんでしょう。サッカーとラグビーが一番フィットします。

ドラマのあらすじは
乗っていたヨットが転覆して災難にあった大岩雷太(竜雷太)が漁師の青年・彰に助けられました。その縁で、南海市に大岩がやってきました。大岩は、お決まりの留学経験あり。ロンドン仕込みの英語の武器に南海高校の英語の教師になりました。
担当クラスD組は劣等生しかいないクラス。大岩は得意のサッカーを通じて、生徒たちを人間らしく教育していく。そうこうするうちに、大岩の熱い思いが生徒に伝わり、これまでにない生徒と先生の信頼関係を築いていくドラマです。

でっかい青春

放送年

 
1967年

放送局 

日本テレビ

キャスト

竜雷太、広瀬みさ、藤田進、名古屋章、岡田可愛、寺田農、十朱久雄、人見明、星十郎、宮口精二、土屋靖雄、木村豊幸、赤塚真人、加藤正、柴田昌宏、江沢信行、中沢治夫、大谷直、片岡光雄、大久保みどり、卯月久美、音無美紀子、水沢有美、坂本幸子、和田良子、梅田智子、菊容子、沢村貞子、三井弘次、佐山俊二、菅井きん、三遊亭金馬、杉山とく子、能沢杏子、加藤勢津子、

主題歌

「でっかい青春」布施明(作詞:岩谷時子 作曲・編曲:いずみたく)
「青春のマーチ」布施明(作詞:岩谷時子 作曲・編曲:いずみたく)

ドラマ概要

シリーズ化した日本テレビ系の青春ドラマの第三弾。

一年繰り返す番組編成のため、飽きがきていたのか、主人公の設定は先生ではなく市役所の職員、スポーツ振興課職員と変更。ただ、この設定は今一しっくり行かなかったのか、視聴者の人気も今一だったことから、後に地元の高校の代用教員になり体育の教師として活躍していました。

でっかい青春の部活は今回はラグビーとなっています。

町中にスポーツを奨励し、そのなかで同時に欠けていた連帯感や根性などを表現したいわゆる青春もの仕上がっていました。キャストには前作、前前作から同じキャストも多く、青春ドラマにはこの人という俳優女優も多数いました。

進め青春

放送年

1968年

放送局

日本テレビ

キャスト

浜畑賢吉:高木進(社会、サッカー部部長)
亀井光代:河野真知子(英語、フェンシング部部長)
東野英治郎:戸川棒太郎校長
平田昭彦:江島俊平教頭 
岡田可愛:熊木愛子(医務室勤務)
大塚道子:美川千代(数学)
宮口精二:父・高木勝之進
賀原夏子:母・はな
田中美恵子:妹・純
中沢治夫:木村豊(サッカー部キャプテン)
大谷直:野呂貢(サッカー部員)
鍋谷孝喜、赤塚真人、徳永礼子、夏純子、

主題歌

主題歌:歌:浜畑賢吉 (進め!青春)

ドラマ背景

青春とはなんだとう日本テレビ系列の青春ドラマのシリーズ第四弾が進め青春です。お決まりの青春物。部活は、でっかい青春がラグビー、今回はサッカーに戻っています。
流石に第4弾ということで、視聴者のマンネリ化防止策のためか、主人公の教師のキャラ設定を変えてきました。ここまでの夏木陽介、竜雷太のような生徒の模範になって指導役という先生像から、今回の浜畑賢吉の扮する先生は、新任教師が生徒ともに成長するような役作りでした。ある意味ドジで、抜けたところのあるキャラクター設定が視聴者に新鮮味をもたらしました。この教師像は、後に、70年代の飛び出せ青春以降の教師像に受け継がれてます。

ドラマの筋

すんなり教師になれない浜畑賢吉こと高木は、半年遅れて晴れて私立日東高校の社会科の教師になることが出来たました。でも、やることなすこと裏目に出て、生徒からケチョンケチョンな扱いをあれる有様。
その過程で高木の言葉「180年前に生れていたら俺はけっしてナポレオンに引けをとらなかっただろう。青春の辞書に不可能という言葉はない!」から、高木先生は「ナポレオン先生」と呼ばれるようになりました。高木先生は、サッカー部の部長にもなり、仲間の先輩教師、目立ちがり屋の生徒に囲まれ、学校生活を送ることになりました。

炎の青春

放送年

1969年

放送局

日本テレビ

キャスト

先生・用務員
東山敬司(国語教師)、柏木由紀子(英語教師)、佐藤英夫(地理教師)、北沢彪(学園長)、平田昭彦(教頭)、梅津栄(先生)、平沢公太郎(先生)、美川陽一郎(先生)、寄山弘(用務員)

生徒
君島清美、梅田智子、徳永礼子、丹田利由子、藤本真智子、後藤ルミ子、沢宏美、深山雅子、寺岡弘子、中沢治夫、鍋谷孝喜、今村広則、大谷直、水谷豊、池田忠男、早川恵、

ドラマ概要

日本テレビ系列青春ドラマの第5弾。キャストは、当時の青春スター候補と目されていていた東山敬司と柏木由紀子のコンビでした。前年の進め青春が3か月で終了しまいたが、青春ドラマの待望感もあり、復活した作品でした。ただし、視聴率低迷で3か月持たずに番組は打ち切りになりました。東山敬司は結局青春物ではブレイクせず、この後、社長シリーズというコメディタッチの映画に出演していました。脚本に、後の3年金八で大ブレイクした小山内美江子が参加していたことが注目されます。
炎の青春で一旦、日テレ系の青春ドラマは終了しました。復活は、1972年の飛び出す青春になります。

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