1960年代のドラマは


鉄人28号

60年代は50年代から引き続き、テレビだけではなく、ラジオドラマにも人気がありますした。なぜなら、白黒テレビの普及率が1960年には90%を超えていましたが、その5年前は10%に満たない状況でした。テレビ以前はラジオです。この流れを受けていた時期なので、ラジオドラマからテレビ放映の流れなのです。
鉄人28号もその流れにそって人気を博しました。まずは、漫画誌「少年」に1956年から連載が開始され、59年からラジオドラマが、60年から実写ドラマが、63年からアニメドラマが放送されました。
原作と漫画は横山光輝。主人公、金田少年が、大人顔負けの思考力、行動力を発揮して、鉄人28号を無線で操縦し、色んな敵と対決して、平和を守っていくストーリーです。
科学者であった正太郎の父親がなくなるところから話が始まります。父の命を受けて、そこまで開発途中の鉄人28号の研究所に向かったところ、鉄人28号がひょんなところか暴走。
そこまで敢えて無線操縦器を作っていなかった敷島博士が急遽無線操縦器を作り、金田少年がその後、鉄人28号を操作し、悪を懲らしめるというアニメドラマです。子供むけのドラマですが、当時、楽しみにしていた大人もいたということです。

アニメの主題歌も、当時の子供であれば、誰でも口ずさむことができる曲でした。

鉄人28号は、何度かリメイクされていて、マジンガーZ等の近時の作品にも影響を与えていると言われています。

時間ですよ

時間ですよは、銭湯を舞台にしたホームドラマでした。女湯が毎回出てくるのが、とても新鮮で人気が出る理由でした。まずは、単発で1965年から開始され、その後、1970年代から連続シリーズドラマになりました。1970年代にシリーズ化され、1980年代にもリバイバルされました。

日曜劇場の単発物から、70年代のシリーズ物になってから、更に番組の認知認知度は上がりました。「女将さーーん、時間ですよ」というフレーズは誰でも知っているフレーズでした。

当初から女将さん役の森光子の軽妙な演技、シリーズ物からご主人役の船越英二の鼻にかかった、「かあさん」という台詞は誰しも耳にしていたものでした。

時間ですよは、長く続けている中で、新人の発掘というか、この番組のキャスティングによって、有名になっていく若手女優、歌手が数名います。天地真理、浅田美代子等はこの番組から輩出、及び、人気が増大したタレントです。

毎回繰り出される堺正章、樹木希林、若手女優の3人によるお笑いコントも人気でした。

時間ですよ 時間ですよは、銭湯を舞台にしたホームドラマでした。女湯が毎回出てくるのが、とても新鮮で人気が出る理由でした。まずは、単発で1965年から開始され、その後、1970年代から連続シリーズドラマになりました。1970年代にシリーズ化され、1980年代にもリバイバルされました。 日曜劇場の単発物から、70年代のシリーズ物になってから、更に番組の認知認知度は上がりました。「女将さーーん、時間ですよ」というフレーズは誰でも知っているフレーズでした。 当初から女将さん役の森光子の軽妙な演技、シリーズ物からご主人役の船越英二の鼻にかかった、「かあさん」という台詞は誰しも耳にしていたものでした。 時間ですよは、長く続けている中で、新人の発掘というか、この番組のキャスティングによって、有名になっていく若手女優、歌手が数名います。天地真理、浅田美代子等はこの番組から輩出、及び、人気が増大したタレントです。

毎回繰り出される堺正章、樹木希林、若手女優の3人によるお笑いコントも人気でした。毎回にわけもなく、繰り出される小芝居、ギャグが受けていました。

若者たち

1966年にフジテレビで放送されたドラマです。

両親をなくした兄弟5人が、色んな経験をしながら、成長する様を描いた、ドラマでした。青春ドラマの走りとも言えます。青春ドラマというジャンルが確立されていない中での、このドラマの視聴率も当初は低迷したということですが、徐々に人気は上昇しました。 キャスティングは、長男に田中邦衛、次男に橋本功、三男に山本圭、長女に当時新人の佐藤オリエという個性的なメンバーでした。毎回、ゲスト的な名俳優・女優がキャスティングされていて、放送側の力の入れようも伺える作品でした。

2014年にはフジテレビ開局55年ドラマとして、妻夫木聡、瑛太、満島ひかり、柄本佑、野村周平、広末涼子、斉藤由貴、橋本愛、長澤まさみ、蒼井優 、吉岡秀隆という豪華キャストでリバイバルされこちらも人気を博しました。

白い巨塔

白い巨塔は、NETテレビ(現テレビ朝日)系列で、放送されたテレビドラマです。山崎豊子作のテレビドラマの第一作です。この作品はその後、数回リメイクされました。記憶に新しいところでは、唐沢寿明主演の白い巨塔もありました。 第一弾の白い巨塔は、1967年4月8日から9月29日まで全26回放送されました。

キャストは財前教授は佐藤慶、里見助教授は根上淳という往年の俳優陣でした。 白い巨塔とは大学病院のこと、大病院の派閥まみれな状態の中で、その流れに乗ろうとした財前と逆らった里見の相対象な考え方で、考えられさせる内容でした。

コメットさん

1967年TBS系で放送されたドラマです。

宇宙から来た、可愛い女のコメットさんが、地球で困った人が見つけて、その人の悩みを解決してくれる物語です。子供向けの30分のドラマでしたが、圧倒的な人気でした。週刊マーガレットに横山光輝による漫画の連載もありました。 コメットさん役には九重佑三子、その他キャストには、芦野宏、伊丹十三、河島明人、西崎緑、原ひさ子、馬渕晴子、坂本スミ子、柳生博と有名な俳優さんが出演していました。

コメット役の九重佑三子さんの人気が高まって、NHK紅白歌合戦に史上最年少で紅組司会を努めました。

後に1978年に大場久美子さん主演のコメットさんも放送されましたね。30代の方ならこちらのコメットさんを覚えているかもしれませんね。こちらも、大場久美子さんの可愛いキャラが人気でした。

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